信じる。

鳥の絵が描きたくて、南西グラナダで買った器の鳥を模して描いてみた。
その鳥を描きたくて何度もそのカタチを追う。
ビビる筆。
何度も何度も練習をする。
カタチは似てくるんだけど何か物足りなく、どこか似ていない。いじけている。
目で追っているからだ。

個展の期日が迫ったある日体調を崩す。
もう絵を描けるのはあと2日間。
おたおたやっている時間はなく、もう見本を見ながらやっている余裕がない。
開き直り手が進むまま筆を走らせる。
スルスルスルスル。
あれよあれよと言う間に描き終わったその絵は、その南西の鳥の絵には似ていないのだけれど、僕が描きたかった絵だった。
跳ねる筆。
ヘタなんだけど面白い。

心配しなくてもよかったんだ。
僕の心の中に描きたかったそいつがいて、自分を信じる心でそいつを解き放ったんだと感じた。

似せようとすると遠ざかり、心のままにすると近づく。

そんな大切な事を改めて気づかされた。

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by domingosdomingos | 2014-11-30 01:33
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